ゆきのぶ日記
2011/03/18(Fri) [長年日記]
■ [写真]東京の光景
地震から 1 週間が過ぎた東京の、日常的な光景を撮って歩いた。
インスタント食品はスーパーやコンビニから消えていたけど、カレーヌードルだけは売れ残っている傾向があった。そんなわけで、朝はカレーヌードル。
公園の遊具はいつも通り。
止まっているエスカレーターは、日を追う毎に増えている。このエスカレーターも一昨日までは動いていて、昨日から停止していた。
駅の地下道は、地震の日以来漏水しているようだ。ちゃんと修理される日は来るのだろうか。
自動販売機は消灯していて、代わりに節電ポスターが貼られていた。
駅では、駅名を表示する部分が消灯されていた。この他に、広告は全般的に消灯されていた。
地下道の蛍光灯も半分くらいに減らされていて、当然ながらいつもより暗い。ただ、危険なほどに暗いこともないので、いつもこの位でも良いんじゃないかと思った。
節電に関する貼紙をする店は多い。
コンビニ内の照明も、いつもの半分程度。
食堂でも暗い部分は多い。暗いけれど営業はしていて、あたたかいご飯を食べることができる。
みずほ銀行はトラブル続き。
スカイツリーは地震を影響を受けることもなく、今日 634m に達したらしい。
外食系はいつも通りに食べることが出来るけど、看板や営業時間には影響が出ている。
駅の節電の一例。行き先を表示する看板の蛍光灯が切ってある。
エスカレーターが、また 1 つ停止。
いつもは照明で照らされている階段も、真っ暗。
屋外の自販機も消灯。
2011/03/19(Sat) [長年日記]
■ [酒]60年代蒸留モルト試飲会
昼過ぎからアイラバー東京へ行ってきた。
地震の影響で色々なイベントが流れているので、この会も流れたら寂しいなと思っていたけど、無事に開催された。貴重なボトルが割れてしまったなんてこともなく、バーには平和な一時が流れていた。
そんな今回は、60 年代蒸留モルト試飲会。おおよそ 30 年程度樽の中で熟成し、瓶の中で 10 年程度を過ごした貴重なボトルを味わうことができた。予約は一瞬で埋まってしまったようだけど、同僚がナントカ 4 席を確保してくれた。
試飲アイテムとして用意されたのは次の 8 つ(写真左上から)。
- ストラスアイラ 1969-2003 58.3% スコッチモルト販売
- ロングモーン 33年 1968-2002 60.3% スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
- ロイヤルロッホナガー 31年 1969-2001 53.6% スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
- ボウモア 16年 1981-1997 56.3% ケイデンヘッド
- ボウモア 34年 1968-2002 40.3% ダンカンテイラー
- スプリングバンク 31年 1967-1998 45.8% ラ・リザーブ
- タムナヴーリン 35年 1966-2001 52.6% オフィシャルボトル
- アードベッグ 32年 1967-1999 47.5% ダグラスレイン
どれもこれも、今までに飲んだことがないような味わいで、これを何かに例えて表現するのは難しいが、大変に美味しかった。
中でも特に異彩を放っていたのがアードベッグ(写真右下)で、やや緑がかった、くすんだ色をしていたのが印象的だった。このアードベッグが、人気投票では断トツのトップとなっていた。
さらに、試飲アイテムを飲みほした後は別のボトルに手を出すことが出来たので、ミルバーンとボウモアのテンペストをいただいた。
私の中での順位をつけると、
- アードベッグ 32年
- ボウモア 34年
- タムナヴーリン 35年
- ミルバーン 35年
- ストラスアイラ
本当は、味を細かく語りたいのだけど、語彙に乏しいのでこの辺で。
2011/03/25(Fri) [長年日記]
■ [food] 肉塊を食べに
肉塊を食べに行かないか? というお誘いがあったので、とりあえず OK してみたら有名な大木屋だった。
あの「肉のエアーズロック」で有名な大木屋の新店で肉を食らってきた
http://blog.kushii.net/archives/1430208.html
最初に出てきたのは鰹のタタキ。前哨戦。
そして出てきたのは巨大な肉。肉に触ってはダメという話なので、しばらくは眺める。
その間にニンニクを炒める。
焼けてくると裏返して、さっきまで炒めていたニンニクなどを載せていく。
焼けると切断の儀が始まる。
全部で 800g の肉。一人あたり 200g なので、これだけで腹一杯になっても不思議ではない程度の量。
しかしながらあまりに美味く、瞬く間に食べ終わってしまった。食べ終わって尚、まだまだ食べたい気分が持続している。
個人的には、よく焼いた味わいの方が好きだったので、こんな風にして焼いていた。
次に出てきたのはホタテ。醤油と絡めた味わいがたまらなかった。
メンチカツが鉄板の上に置かれ、その周りにキャベツが敷き詰められていく。
最後に、鉄板一杯にもんじゃを敷き詰める。月島もんじゃのような、土手を作るなどといった繊細な概念はなく、とにかく敷き詰める。そして食べる(2回)。
お値段的には 6k と少し。
是非とも、また来たい。
お誘いいただいた @dachiba さん、ありがとうございました!
2011/03/27(Sun) [長年日記]
■ [food] 焼肉ジャンボで肉充してきた
先日の肉塊の興奮も冷めやらぬまま、今度は焼肉ジャンボへ。ここも有名店らしく、予約を取るのは一月くらい待つ必要があるらしい。
節電のためか道は暗い。複数ある看板のうち一つだけが点灯していた。
まずはナムルで調子を整える。モヤシがやたらと美味だった。
何はともあれ焼きはじめ。まずはタンから。
このロースは生でも食べることができる。タレと絡めてご飯と一緒に食べる味わいと言ったらもう、今回の食事の中で最高に近いものだった。
それで生肉が恋しくなったのでユッケ方面へ。
中盤の山場。すき焼きのタレを含む秘伝の製法でつけ込んだという巨大な肉。これを濃厚な卵と絡めて食べる。背景のビールジョッキと比較して、その大きさが感じられるかも知れない。
薄くスライスされた肉は、焼くと瞬く間に縮んでゆく。
裏返す瞬間は、一瞬だけ油が燃える。
さらに裏メニューに突入し、どんどん焼いては食べていく。この辺で自分は限界に達しつつあった。もっと食欲が欲しい。
最後に出てきた、カルビの中でも最も脂がのった肉。これが最後に出てくるのは正直辛い。序盤で食べておくべきだった肉。
お会計的には 8k ほど。
また行こう。
● しば~ん [今度機会があったら案内してくれよー。俺も肉の塊食ってみたいw]