ゆきのぶ日記
2011/01/11(Tue) [長年日記]
■ [food][travel] 新緑の季節に訪れる金沢情報
今度、新緑の季節に能登方面に行くことになったので、金沢が地元の友人に色々と聞いてきた。以下、情報のまとめ。
旬のもの
- ホタルイカ
地元の日本酒
- 万寿泉(☆定番)
- 手取川
- 天狗舞
- 菊姫
地元的オススメ食事
- かっ宝亭。金沢市内の旨い天ぷら。見たことがない種類の天ぷらがいつも出てくる。店主は料理酒にこだわっている。予約時に値段を言うと、それに合わせてコースを作ってくれる。
- 小松弥助。金沢市内の高級寿司。味は絶品だが高い。腹一杯なら2万が相場、2次会的に使っても1万くらい。
- 田がみ。小松空港近くの寿司。小松弥助の店主が修行していた店。隠れ家的で、芸能人を見かけることががある。腹一杯なら1万が相場。
2011/01/17(Mon) [長年日記]
■ [カメラ][写真] 集合写真撮影の TIPS まとめ
ここ 1 年ほどの間、集合写真を撮ることが何度かあった。集合写真には多くの人が写っているし、長い間大切にされる傾向があるので、できれば綺麗に撮りたい。
という事で、これまでに実践したり調べたりしたノウハウをまとめる。
- 焦点距離は 35mm-50mm 程度が良い。レンズが単焦点なら尚可。ただし、狭い場所で多人数を撮る場合もあるので、持参品としては高倍率ズームレンズの方が優先度が高い。
- ストロボ必須。屋外/屋内問わず。光量が必要なので、バウンスは考えず直射で。複数あると尚可。
- 絞る。これは被写界深度を稼ぎ、レンズの性能を活かすため。およそ F9 ~ F11 程度。
- ISO 感度は、まずは低めの 200 あたりで撮るが、やや高めの 400~800 で撮ったバージョンも残しておきたい。
- フォーカスポイントはできるだけ多く使用。中央部だけのオートフォーカスでは端の人がぼやける可能性がありそう。
- 複数回に分けて撮るが、その際に絞りや ISO 感度を適当に弄っておくと、パラメータ設定ミスを回避できることがある。オートブラケットができる場合には、その辺のパラメータが変わるように予め設定しておく。
- RAW。
- 急に撮る場合はまずフルオートで。余裕がないときにパラメータ設定しようとするとミスるから。
- 広角で大人数を撮らざる得ない場合には、端の人に前に出てもらう手がある。
- 必要な画角よりも広角で撮ってトリミングする方が、端の人まで綺麗なことがある。
- 三脚を持っていくと、自分も入ることができる。
- ホワイトバランスはオートだが、若干アンバー目にすると顔色がよくなる場合あり。
- 露出補正で明るめにすると色白の顔になる。調整範囲は +0.3 ~ +1.0 程度。
2011/01/29(Sat) [長年日記]
■ [酒]熟成したラフロイグの味わい
夕方からラフロイグ試飲会@アイラバー東京へ行ってきた。
今回はラフロイグ(Laphroaig)。アイラモルトの中でも中々に癖があるやつで、薬臭いと嫌う人も少なくない。その一方で、好きな人にとってはたまらない酒だ。
試演会では、サントリー株式会社ラフロイグ・ブランドマネージャーの下村さんが丁寧に説明してくれた。以下、興味深かった点:
- ラフロイグの意味は「広い入り江の美しいくぼ地」。アイラ島の蒸溜所の名前は、大抵その場所の地形から来ている。
- ラフロイグ蒸溜所ではロバート氏が丹誠込めてラフロイグを作っている。
- 創業者の一人は、煮えたぎった発酵槽に転落するという最期を迎えたが、これはウイスキーの作り手的には理想の死に方らしい。
- 基本的にラフロイグはバーボン樽で作る。
- 禁酒法時代には、あの薬っぽさを活かして薬として売られており、しかもかなりの売り上げだった。
- イギリス王室御用達。
モルト
各テーブルにはモルトが配られていた。鼻を近づけると香ばしい。食べることもできるので、ポリポリとつまんでしまった・
各アイテムにひと言
ハイボール(ウェルカムドリンク) | ラフロイグのハイボールは初。さわやかさの中にもラフロイグらしさが多分に含まれている。 |
ラフロイグ10年 | ラフロイグの基本的な味わい。不思議なスパイシーさ。でも、カスクストレングスを飲み慣れていると少し物足りない。 |
ラフロイグ・クォーター・カスク | ロバート氏のオススメ。通常より小さめの樽で作っているので、体積あたりの表面積が増え、よりラフロイグの値の特徴が出るとのこと。基本の10年に比べると、ややマイルドな味わいになっている。 |
ラフロイグ10年 カスクストレングス | いつもの味わい。この、ガツンと来るのがラフロイグだと思う。 |
ラフロイグ18年 | ここから先は初。この18年ものはマイルドさが増し、ラフロイグでなくなったような味わいだった。美味しいのだけど何とも形容しがたい。 |
ラフロイグ25年 | これだけシェリー樽。18年ものでは少なくなっていたスパイシーさが復活して、ラフロイグらしくなったと感じた。 |
ラフロイグ30年 | 神。ラフロイグの良いところをそのままに、それでいてマイルドで飲みやすい。ボトルは貴重で10万円以上もするそうだが、それだけの価値はある。 |
コーラ割り
ラフロイグをコーラで割るなんて心理的な抵抗がある話だけど、ロバート氏オススメと言うことで飲んでみた。しかしコーラの味が強かったせいか、ラフロイグを感じることはできなかった。作るときは量の比率に気をつける必要がありそうだ。