ゆきのぶ日記
2009/11/28(Sat) [長年日記]
■ [酒]今だから飲めるマッカラン
夕方からマッカラン試飲会@アイラバー東京へ行ってきた。
今回は「シェリー樽へのこだわり」とのこと。マッカランはシェリー樽にこだわっているウイスキーとのことなので、今回のネタに選ばれたようだ。あまり樽には詳しくないが、シェリー樽のウイスキーを飲んで外れたことはあまりない。そんなわけで、期待して行こうと思っていたところ、気になる情報をいただいた*1。
hosakanorihisa | @yukinobu いまシェリーの生産が減ってるでしょう。確実に数年後には仕込みができなくなるはずなんです。そこをきいてください。(^^) |
つまり、近い将来にシェリー樽のウイスキーは飲めなくなると言うもの。以前テレビで、マグロが食べられなくなるという話を見かけたが、消費者的な立場ではそれと似たようなものかも知れない。
飲めなくなってしまうのは悲しいが、ともあれ心して味わうことにした。
最初、マッカランのグッズ紹介があった。マッカランの製造で使っている、ポットスチルや樽などの材料が入っていて、その感触を楽しむことができる。
この透明な立方体の中には、18年ものが封入されているらしい。
マッカラン自体はとても美味しかった。そこは詳しく表現できる言葉を持っていないので、略。
最後に、シェリー樽の生産について聞いてみると、やはり近い将来にシェリー樽はなくなる見通しらしい。植林しているらしいのだが、樽として使えるようになるまでには70~200年かかるので、近い将来には使えないとのこと。今の木を伐採してしまったら、それで終わりらしい。今でもシェリー樽は貴重品らしく、樽1つの価格は7万円程度で、これはオーク樽の10倍に相当するらしい。
今のマッカランは今しか飲むことができない。大事に飲んでいこう。
*1 表の作成にはTwitterログまとめ(どんジレ版)を使用。
ウイスキーの生産にシェリー樽の確保が追いつかないんだわな。<br><br>ウイスキーの需要>>>>>超えられない壁>>シェリーの消費量や樽が蔵元から出る量<br><br>樽がなければ仕込めない。なんと言うジレンマ。
そして木がないと樽を作ることはできないし、もうどうにもこうにもね~。<br>ウイスキーは長持ちするので、今のうちに自分が飲む分くらいは貯め込んでおくのもアリかも知れず。
一樽買っとくというのはどうよw