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ゆきのぶ日記


2020/10/12(Mon) [長年日記]

[camera] Z6 + 24-70mm F4

昨日、Z6 + 24-70mm F4 のセットを買ったので、ファーストインプレッション的なところを記しておく。

買った動機

もともとD90からフルサイズ化しようと言うことでD750ユーザだった私。フルサイズのまま軽くなるZシリーズは、今後買うなら順当な方向性と思っていたが、それに加えて現状に対する若干の不満点が後押しになった。

  • 解像感(という表現で合ってる?)が今ひとつ。等倍やそれ以上まで拡大して写真を見たいので、拡大したときにぼやけていると気になってしまう。これはボディではなく、私の腕やレンズ選定の問題な気はしつつも。
  • 重い。耐えられると思ったけど、この重さのせいで出番が減っている現実は認めないといけない。コロナでの運動不足も祟り、持ち出すことが少なくなったし、持ち出した場合でも鞄から取り出す機会が減っている。当然、写真を撮る機会は減る。これが続くならカメラの存在意義が問われる。

買った時期

2020/10/11(日) という購入時期は、普通に考えるならタイミングは悪い。9月末までならキャッシュバックキャンペーンがあったし、10/14(水) には新型の Z6 II が発表されそう。とは言え、今後の価格変動などどう転ぶか判らず、やはり欲しいと思ったときが買い時と言うことで。

重さはD90の頃に似ている

重さはD90で18-200mmを使っていた時期にに近いな感じ。たぶん少しは軽くなっている。ただ、密に中身が詰まっているような重量感は感じる。衝撃防止は今まで以上に気を配りたいと思わせる。

解像感は素晴らしい

解像感、D750で今ひとつに感じていたけれど、Z6は素晴らしい。まだカメラ内で確認しているレベルなので、別デバイスでの確認でどう見えるか等、まだ確認することは多いけれども。

EVFはまだ慣れない

まだOVFと比べて違和感あり。とは言え明るくて大きくて見やすいのは確か。これから慣れていけるのかどうか。

AFモードの切替が便利

AFの方針はカメラに任せるオートエリアAFを基本にしつつ、フォーカスしたいものがある場合はOKボタンによる追尾やタッチシャッターで、一時的に切り替えることができる。いずれも失敗はありそうなので、同じカットを数枚は撮っておきたいところ。AFモードの切替を忘れて、以降の写真の失敗要因になることもない。

SnapBridgeが意外に便利

あまり期待してなかったSnapBridge、意外に使えそう。

サイトに記載してある、黒子のように動くというコンセプトも、以前からEye-FiやFlashAirで実現したかったことにマッチする。実際バックグラウンドでの転送は好調に機能していて、2Mサイズのものは勝手にiPhoneに入っており、Lightroom Mobileともスムーズに連携可能。RAWを転送したい場合は手動操作になるが、iPhone側だけの操作で完結でき、カメラ側の操作でWi-Fiを起動するような煩わしさもない。ただ、実際にRAWを転送するとなると時間はかかる。それよりはカメラ側同時記録するJPGの画質を上げて、JPGを転送した方が良いのかも知れない。これから妥協点を探っていきたい。

今の時点で感じる不足点として、

  • 自動転送は2Mサイズは固定ではなく、もうちょっとカスタマイズできれば良い。
  • 帰宅後のRAWの扱いも含めたLightroomワークフローの構築が課題。旅行中にJPGに対して調整した分が、帰宅後のRAWにもいい感じに反映されると、色々スムーズなはず。

XQDシングルスロットの信頼性

SDカードよりは単体として信頼性に期待が持てるような気もするけれど、ミラーリングできないことに一抹の不安はあり。どうかデータ消失事故が起きませんよう。

24-200mm欲しい

より便利なズームも旅行には便利そうで、そのうち欲しい。最短撮影距離が長くなってしまうのが難点か。S-Lineではなくなるけど、写り的にもどうなんだろうか。


2020/10/13(Tue) [長年日記]

[camera] Z6その2

自分なりの使い方や、マニュアルを読み込んで気づいた点など。

充電方式の選定

本体のUSB-Cで充電するのと、昔ながらの電池取り出し方式がある。端子カバーをあまり触りたくないので、電池取り出し方式を基本として、USB-Cの利用頻度は下げたいと思う。

USB-Cで充電する場合

USB-Cで充電する際は、5V/3Aに対応した充電機材を用意するのが良く、おおよそ10Wで充電できそう。手持ちのUSB PD充電機材は問題なし。Type-C Currentは試してないが大丈夫そうな気配。

microUSBから変換した場合は、おおよそ2.5Wでの充電で、これは遅い。

なお、乗り物の中など揺れる狭い場所で安全に充電するのは、なかなかに困難そう。USB-C充電、出番少なめかも?

省電力状態からの復帰とEVF

電源ONの中でも液晶とEVFが消灯する省電力状態(「半押しタイマー」というらしい)から、EVFで撮影できるようになるには若干の復帰時間が必要なよう。長くても1秒程度と感じるが、すぐにシャッターを切りたい場合には、これが長く感じる。対策として、カメラを構える前にはシャッターを半押しする所作を身につけたい。

高速連続撮影(拡張)の使いどころ

このモードを使うと約12コマ/秒の連写ができるよう。ただ性能を発揮するためには記録画質を控えめにするなど、事前の設定が必要となる。使うタイミングとしては動くものを撮るときだと思うので、AF-Cモードの設定などと一緒に、まとめてユーザーセッティングモードに登録しておく運用でいこうと思う。

手ぶれ補正とシャッタースピードの低速限界設定

ISO感度を上げても画質への影響が少ないというZ6だが、それでもなるべく低感度で撮りたいもの。自分が手ブレしない範囲ギリギリを狙って、[感度自動制御]→[低速限界設定]→[オート]項目を5段階で調整する。最も低速に設定すると10枚に1枚程度は、微妙な手ブレが起きている。低速側から2番目の設定として、しばらく様子を見ることにしたい。

露出補正簡易設定

する(自動リセット)に設定。一時的に露出を変えたい場合に便利そう。

レーティング

撮影直後にレーティングできると帰宅してからの処理が楽になりそう。しかしメニュー階層的に深いので、あまり使わないかな…もし、再生中にサブコマンドダイヤルでレーティングできるようカスタマイズできると便利そう。

SB-600との組み合わせ

古いスピードライトSB-600があるので可能なら使用したい。試した範囲では問題なく動いていて、オートパワーズームやバウンス撮影も問題なさそう。

DXサイズでの撮影

D750の頃から録画ボタンに撮像範囲の切替機能を割り当て、DXサイズでの撮影をしていたので、ここはZ6でも踏襲。D750の頃はサイズ切替を忘れたまま撮影を続ける事故が頻発していたが、EVFなら同様の事故は起きにくくなると期待。ユーザーセッティングモードには撮像範囲の設定値を登録できないのが、ちょっと残念。


2020/10/16(Fri) [長年日記]

[camera] Manfrotto MA2 ホルスター S

メインのカメラがミラーレス化したと言うことで、その入れ物の話です。特に、カメラだけを持ち歩く際に使うものは、サイズのぴったりさが重要なので、カメラに合わせたものが欲しくなります。

D750の頃はMA ホルスターMがサイズ的にちょうど良く、サイズの割には多少の荷物も入り、出し入れもやり易いので重宝していました。

今回は、その系統でMA2 ホルスター Sを選んでみました。前のものに比べると大幅に軽くなったので、カメラも小型化した点からすると相性の良さを感じます。一方、ダブルジッパーではなくなったので、出し入れのし易さは低下しました。

MA2 ホルスター S

うまく使っていけると良いのですが、さてさてどうなりますか。