ゆきのぶ日記
2008/05/26(Mon)
■ [Prog]プログラミング言語で学んできたこと
「どの言語を学ぶか」ではなくて「どの言語から何を学べるか」 - 二十代は模索のときブログ
のタイトルに反応。プログラミング言語は、今まで色々と渡り歩いてきたと思うので、そこで何を学べていたかを振り返ってみた。以下、プログラミング言語じゃないものも混ぜつつ、だいたい経験順。
Turbo C
- 自分はソフトウェアを作ることができるということ。
- ソフトウェアを作り出すってのは、とてつもなく楽しいってこと。
- 変数、分岐、関数。そういう定番の概念が、具体的なアプリケーションと、どのように繋がっているのか。
- 文字列ってのはポインタを使わないと使えなくて、扱うのが大変ってこと。
VZ Editor
- 環境は自分で作り替えることが可能。
Turbo C++
- ++ が付くと、なんかカッコいい感じがすること。
- ポインタを使わなくても文字列操作ができること。自作 String クラスとか作っていた。
- クラスを使ったオブジェクト指向な世界。データ構造の使い方をプログラマが覚えていなくても良いってのは、安全だし良いことだ。
- 言語の仕様策定には 10 年くらいの期間を要するものだということ。
- データ構造は詳しく知らなくてもライブラリを使えば済むこと。std::set とか色々。
- テンプレートは美しいけど、ミスをするとエラーを解決できないことがあるってこと。
486アセンブラ
- 自分とアセンブラの相性は良くなさそうだってこと。
Borland C++ Builder
- マウスだけで Windows アプリが作れるってこと。
- 継承ってのが実は役に立つ概念だったということ。
- __property みたいなコンパイラの独自仕様は、結構便利ってこと。それでもなるべく、処理系依存しないように作りたいという感覚。
- マウスをカチカチと操作するだけで、裏で飛び交っているメッセージや、そのハンドラの数々。イベント駆動の世界。
- GUI OS の上で動くプログラムを書くというのは、生の Win32API を使うとかなり大変って事。試しにやってみようとして挫折したけど、API を知っていると痒いところに手が届いた。
- 自分はプログラミングでお金を生み出せると言うこと。
- マルチスレッドは結構大変だという事。デュアル CPU をサポートしたレンダリングエンジンを作っている人とか神。
Java
- Java Applet は重くて使い物にならないということ。
- 何でもかんでも Object 型にしてしまうのは気持ちが良くないってこと。
LaTeX
- 文書もプログラムのように作れるってこと。
- でも一太郎や Word が恋しくなることもあるということ。
Perl
- 正規表現はとてつもなく便利だということ。
- CGI を使えばウェブ上でプログラムが動くってこと。
- 自分には strict な考え方が合っているということ。とりあえず use strict; からスタート。
- Perl の世界は楽しいってこと。YAPC とか。
HTTP
- リクエストをするとレスポンスが帰ってくること。
LISP
- わけのわからない言語があるということ。
PHP
- なんだかんだで PHP は便利ということ。
振り返ってみると、Borland にはけっこうお世話になってるな。
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Before...
● ゆきのぶ [私は Java と Javascript は、なかなか苦手分野です。できる人が羨ましい。 ところで、こういう纏め、..]
● hedachi [>こういう纏め 僕も漫画をネタにしてやろうかと思っているところです(笑]
● ゆきのぶ [なんかシンクロしてますねw 楽しみにしてます〜]