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ゆきのぶ日記


2004/02/05(Thu) [長年日記]

ReiserFS上に不良セクタ

今ReiserFSで使っているディスクは,以前NTFSで利用しているときに問題を起こした事があった。問題というのは,データの一部が読み書きできなくなってしまったと言うものだ。ディスク中の一部に不良セクタが発生したと考えるのが自然だろう。このような状態になってしまったディスクはもはや重要な用途には使えないが,今の用途はそれほど重要ではないのでこのまま使い続けたい。

そんなわけで,不良セクタの部分をチェックしてもらってマークして貰えばそれで終わりかなと思っていたが,なんとReiserFSには不良セクタという概念がない事が判明。性能の代償というやつだろうか。とにかく,こんな状態では使えないので,ext3に変更する事にした。

それにしても,やっぱ枯れたファイルシステムは,色々な場面で信頼性を発揮するなぁと思う。ReiserFSはまだ怖い。

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しば〜ん (2004/02/06(Fri) 06:58)

> ReiserFSには不良セクタという概念がない<br><br>不良セクタの概念が無いって事は論理層,物理層という概念すらないのかね?たしかに,論理層の概念が無いとセクタというものは考えなくても・・・良いのか?(w

ゆきのぶ (2004/02/07(Sat) 22:49)

その概念があるのかどうかは判らないけど,ReiserFSってのはそういうものらしい。<br>速度を優先して設計すると不良セクタなんてものは無いと仮定した方が良いので,そういう方針なのかなと思う。<br>で,実際のところスピードはなかなかのもの。安定性についてはこれから使い込んでいかないと…ってところだね。